本物のモミの木のクリスマスツリー・・・子供の頃の思い出があります。
思い出と言う言葉は、あまり好きではないのですが・・・
でも、本物のモミの木のクリスマスツリーは、印象に残っています。
本物のモミの木を、買いに出かけた・・・
クリスマス近い日に、ある日婆ちゃんが私に、一緒に植木屋に行かないかと
誘ってきました。
まだ私が、小さな子供の頃でした。婆ちゃんにくっついて、植木屋さんに
出かけました。
婆ちゃんは、植木屋で手ごろな大きさのモミの木を指差して、
これがいいんじゃないかと、言いました。
私は、了解しました。
これで、クリスマスツリーを作るんだと・・・
私は、その時にそのモミの木よりも、もみが植わっている木の鉢が、
とても、気にいったんです。
その鉢は、木でできていて、焦げ茶色や、薄い茶色や、白でペイント
してありました。
子供心に、これっていいなあと、感じました。
クリスマスツリーの、飾り付けは忘れて、しまったけれど、
あの鉢は、覚えています・・・
今でも、クリスマスシーズンが近ずくと、婆ちゃんのモミの木と、木の鉢を、
なんとなく思い出します。
子供心にいいと感じた物って、ズーっと心に、残っているものなんですね・・
クリスマスツリーは、雪の代わりに綿だった・・・
子供の頃のクリスマスツリーは、仕上げに雪に見立てた、白い綿を、
モミの木にのせました。
もみの木を、植えた鉢にも白い綿を、のせました。
なんとなく、その白いフワフワの綿を、覚えています。
白い綿ののったクリスマスツリーは、子供心に、ワクワク感がありました。
そして、バタークリームのついたケーキを、食べました。
そして、両親から、クリスマスプレゼントをもらいました。
子供だったので、わからなかったけれど、幸せでした。
あの雪に見立てたフワフワの、白い綿のように・・・
何気ないクリスマスのワンシーンにも、
物語ってあるのですね・・・
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